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熊谷 実世界光描画ユニット


代表者

熊谷 幸汰 | Kota Kumagai


メンバー

畑中 耕治(客員教授,岡山大学)
Saulius Juodkazis(客員教授,Swinburne Univ.)
Hsin-hui Huang(Swinburne Univ.)
岡 尚志 (株式会社JVCケンウッド)
笠原 駿 (宇都宮大学)
櫻井 陽央 (宇都宮大学)
遠藤 統伍 (宇都宮大学)

研究開発内容

サイバー世界は,実世界を忠実に再現し,さらにはそれを超越してシミュレート可能な領域へと進化してきました.一方で,我々はいまだ既存のユーザーインタフェースを介して,サイバー世界を覗き見るに留まっています.本研究ユニットでは,光学的な手法を駆使して,サイバー世界の情報を,実世界に描画することに焦点を当てます.具体的には,発光点や光散乱点,それらを増強する衝撃波源を画素として描画し,あらゆる映像コンテンツを表示可能な汎用性を持つボリュメトリックディスプレイ技術を開発します.さらに,光源そのものを実世界に描画し,自由に編集可能な照明環境を構築することで,新たな計算イメージング技術を拓きます.これらの基盤となるのは,多次元的に制御されたレーザー描画法の開発です.多次元的な制御とは,光のエネルギー,位相,照射時間,照射位置,偏光のような多様なパラメータと描画対象との関係を観察,解明し,アプリケーションごとにデザインすることを指します.この基盤技術の開発と,応用展開を通して,サイバー世界と実世界をシームレスに繋ぐ光学技術の実現を目指します.

 

3年後の到達目標

  • 総額2000万以上の予算獲得
  • 年間3報以上の論文,合計10報以上の論文.(研究代表者主著論文1報以上,共同研究論文1報以上,指導学生論文1報以上)
  • 研究室の設立.(学部生と大学院生から構成される研究室を立ち上げ,学生全員が国際会議発表レベルになることを目指す.内,毎年1本以上を査読付き学術論文投稿レベルまで仕上げる)

  • 業績