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研究グループ


センターのミッションである,産学官で協働して光科学及び光工学,フォトニクスを含む広義の光学分野における教育研究の継続的推進を図り,光学分野で我が国及び世界をリードできる研究領域を創成するための拠点形成を目的とすることに大きな変更は無い.しかし,世の中の大きな研究開発のトレンドの変化に合わせて,社会におけるデジタル・トランスフォーメーションの進展に基づいた,光の係わるスマート製造,交通・インフラ,情報・通信,自然環境等における技術について研究開発を重点的に進めることとした.そこで,センターに次の教育研究領域を置き,当該各号に定める業務及び領域内に設置される研究グループの統括を行う.そのコンセプトの大きな違いは,それぞれ,部門という組織を区切る単位から,学術領域で区分けすることしたことである.それぞれの領域は,我々が,近々で取り組まなくてはいけない大きな課題に対し,その領域に所属するいくつかの研究グループが個別または協力して解決していく.各領域には,いくつかの教育研究開発グループが所属し,その形態に応じて,プロジェクト,チーム,ユニットがある.プロジェクトは,教員,研究員,企業人を含む外部機関メンバーを含む教育研究グループである.チームは,複数の教員を中心とする教育研究グループである.ユニットは,教員と学生を含む小規模な教育研究グループである.センターの教職員は,部門長が領域長で変わること以外に大きな変更は無いが,兼担教員(兼任教員から変わる)を,最初から選出することとした.


スマート製造光学領域

次世代の産業における製造技術を高度化する光加工及び光計測並びに幅広い分野と融合した光学分野の教育研究を実施する.


スマートICT社会光学領域

自動運転や交通インフラ,物流,住環境及び情報社会インフラ等のICT生活基盤を支えるための光学素子・光学機器に関連する光学分野の教育研究を実施する.


リアルワールド情報光学領域

光技術による情報と現実空間の融合システム,ヒトと機械のインターフェイス,量子情報技術及びスマートテクノロジーを支える情報の取得・処理・表示に関連する光工学分野の教育研究を実施する.


自然環境光学領域

環境計測,創・省エネルギー,スマート農業等における光の効率的利用並びに空気,水及び土壌の観測等を行う光学分野の教育研究を実施する.