藤村 グリーンフォトニクスユニット
代表者
藤村 隆史 | Ryushi Fujimura
メンバー
研究開発内容
政府は2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、2030年までにCO2削減46%という大きな目標を掲げた。その対策の中には、「再生可能エネルギーなど脱炭素電源の最大限の活用」、「地域の脱炭素化への支援」が掲げられており、グリーンフォトニクスが今後社会に果たす役割は非常に大きくなることが予想される。本ユニットでは、そのグリーンフォトニクスを本学で発展させる足掛かりとして、さまざまなエネルギー関連の技術開発に取り組む。具体的には、プラズモン共鳴吸収を利用して太陽光を効率よく吸収し、熱エネルギーに変換するパーフェクトアブソーバーの開発、工業排熱などの熱エネルギーを利用し、光電変換セルが吸収しやすい特定の波長の光を放射する波長選択エミッター、水素社会の実現に向けた水の電気分解の高効率化の研究、採光しつつ一部の入射光を発電に利用するスマートウインドウ、データセンターの低消費電力化を実現する光メモリーシステムなどの開発を行っていく。
5年後の到達目標
- 企業との共同研究・受託研究の実施(〜2023年)
- 企業を含んだ研究チームの形成とプロジェクト申請による予算の獲得(〜2026年)
- 上記グリーンフォトニクスに関連した論文投稿(5本以上)
成果